通常分岐水栓は、ここに掲載した3種類の取り付け方のいずれかと同じなので、ご自身で取り付ける場合の参考にして下さい。
このタイプは簡単です。シールで水栓の型番を確認します。シールが無い場合は写真から判断します。
写真の真ん中の部分が止水栓で、マイナスドライバーで時計回り方向に回すと、水が止まります。湯と水を両方止めて下さい。レンチを使い水栓本体のナットを緩めて外します。
本体を外すとクランクという部品が壁に残ります。クランクか水栓本体にパッキン(黒いゴム)がついていますから、外してクランクや水栓に残ったパッキンのかすをきれいに取ります。 クランクは絶対に動かさないこと。
分岐水栓ですが、今回の水栓の場合、そのままではねじ径が合いませんので、ソケットの位置を変更します。まずは、分岐水栓の湯と水の両方からレンチでソケットを外します。
外したソケットを水栓本体に取り付けます。
分岐水栓を取り付けます。このときに分岐コックの向きを決めて下さい。
クランクの袋ナットにパッキンをはめ込みます。分岐コックという分岐水栓の白いつまみを「とじる」に回して、水栓を取り付けます。
分岐コックを説明書の通り締めつけます。
これで完成です。止水栓をマイナスドライバーで反時計回りに回すと水やお湯がでてきて、さらに回すと水量が増えますので調整して下さい。各部に水漏れが無いか確認し、漏れる部分があれば止水栓を止めて増し締めして下さい。
水栓が分岐水栓によって前に出た分、クランクの付け根に負担がかかりますから、あまり雑に扱わない方がよいでしょう。
カウンターの天板がキッチン側に5cmくらい出ていますが、ぎりぎり設置できそうです。まずは水を止めます。また部品紛失防止のため事前にシンクの排水口をふさいで下さい。
レバーを外すために、ねじを緩めます。ねじを外す必要はありません。すこし緩めてレバーを上に持ち上げれば外れます。
次にカバーナットを外します。ここが一番難しいところです。逆に言うと難しいのはここだけです。カバーナットを回すときに、水栓のベース部分(付け根から高さ1cm位)が一緒に回ってしまうと水漏れの原因となります。
そこでTOTOの専用工具TZ36で水栓のベースを押さえながら、カバーナットをレンチで回します。あまり恐る々々力を入れているとカバーナットはまわりません。レンチに一気に力を入れて回して下さい。
カバーナットが緩んだら、あとは手で回して外して下さい。カバーナットが外れたらカートリッジを持ち上げて外します。このとき輪の形をしたゴムパッキンが、カートリッジ側に付いているか確認して下さい。
分岐水栓の中身を少し押し出します。外れても戻せますから安心してぐっと押し出して下さい。白く出っ張っているのがピンです。
分岐水栓のピンを水栓のピン穴に合わせて押し込み、取り付けナットを手で回して締めます。
先ほど外したカートリッジを、ピンとピン穴を合わせてさしこみます。
カバーナットを手で回し込みます。指の力でグッと締め込んで下さい。次回外すときは手全体の力をかければ外すことができます。
レバーをはめ込んでドライバーでとめます。ちょっと締めれば十分ですから、力を入れすぎてネジ山をつぶさないようにして下さい。
分岐コックを取り付けます。説明書の通りレンチで締めれば完成です。各部に水漏れが無いか確認し、漏れる部分があれば止水栓を止めて増し締めして下さい。
水を止めてから先のとがったものでハンドルのキャップをとります。
ドライバーでねじを外してハンドルを上に抜き取ります。かたい場合は少しぐらぐらさせながら抜き取って下さい。
ふたを回して外し部品を回して抜き取ります。
コマという部品が残るので抜き取ります。
説明書に従って分岐水栓を差し込んで、組み立てれば完成です。各部に水漏れが無いか確認し、漏れる部分があれば止水栓を止めて増し締めして下さい。
ハンドルが食洗機とぶつかるの場合はレバーに交換します。
分岐水栓の取り付けと同様にハンドルを外します。レバーの説明書の通り取り付けます。
シンクが使いづらくなった場合は、蛇口を自在曲げパイプにしたい場合は既存のパイプを外します。
既存のパイプが直径19mmの場合はアダプターを取り付けます。
自在曲げパイプを取り付けます。
食洗機を置いても蛇口を使いやすくなります。