食洗機を使用するためには、水栓(蛇口)から食洗機に水を流す必要があります。水栓と食洗機を両方使えるようにする部品を分岐水栓と呼びます。
水栓は主に4種類あります。このイラストは分岐水栓を取り付けた状態です。
分岐水栓の取り付けは食洗機購入時に購入店に依頼します。引っ越しに伴う食洗機の移動の場合は引っ越し業者に依頼します。
賃貸の場合は設置業者に、原状回復用に外した部品が必要であることを最初に伝えておいて下さい(外す部品が無いこともあります)。全ての外した部品と新品分岐水栓の説明書類を保管して下さい。そして退去時には元に戻して下さい。キッチンに穴を開けたりしてはいけません。自分で取り付ける場合も、もちろん部品を保管して下さい。
分岐水栓が付けられない場合は、分岐水栓を取り付け可能な水栓に水栓ごと交換するか、別の取水口を増設します。この場合は賃貸オーナー様に必ずご相談下さい。
まずはキッチンサイズを測り、食洗機が置けることを確認します。また分岐水栓を取り付けると、水栓(蛇口)のハンドルの位置が高くなる場合が多いので、食洗機の設置スペースを考える際に必ず注意して下さい。
これから賃貸住宅を選ぶ方は、食洗機を置ける住宅をお選び下さい。食洗機を置けない賃貸物件を選んでしまわないようにご注意下さい。
水栓のメーカーと型番が分かれば、パナソニックのホームページで分岐水栓を検索できます。分岐水栓が分からなかったり、現地で物件を確認できない場合は、分岐水栓が付かない場合を想定して、「借主負担で水栓を交換可能」という条件をあらかじめ付けてもらうと安心でしょう。それでも心配な方は、古い水栓の部品を保管しておいて下さい。